正常な甲状腺機能とグレーブス病の比較
甲状腺が正常に機能していると、甲状腺ホルモンであるT4とT3が適切な量で分泌され、体内の細胞の代謝を調節します。つまり、体のすべての細胞は甲状腺からのホルモンに依存して正しく働くことができます。
グレーブス病は、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の代表的な例で、甲状腺が過剰にホルモンを産生し、正常な代謝バランスが崩れる疾患です。
リスク
- 米国の専門書『Living Well with Graves' Disease and Hyperthyroidism』によると、女性は男性の約8倍の頻度でグレーブス病にかかります。患者の約5%は子どもですが、発症年齢は主に20歳から40歳です。致死的になることは稀です。
自己免疫疾患
- グレーブス病は自己免疫疾患で、免疫系が甲状腺を異物と誤認し、過剰に刺激してしまいます。
甲状腺機能亢進症と甲状腺毒症
- グレーブス病は甲状腺機能亢進症の主要な原因であり、過剰な甲状腺ホルモンが産生されることで甲状腺毒症を引き起こします。
甲状腺腫(ゴイター)
- グレーブス病の最も一般的な症状のひとつに、甲状腺が腫れ上がる「甲状腺腫(ゴイター)」があります。これは甲状腺が正常に機能していないサインです。
眼球突出(眼球突出症)
- 眼球が前方に突出する「眼球突出症」は、グレーブス病と強く関連しています。眼球突出が見られる場合、甲状腺機能に異常がある可能性が高いです。
