甲状腺機能検査とは?

甲状腺の役割

甲状腺は首の前部基部に位置し、内分泌系の一部です。ホルモン産生、代謝、タンパク質合成を全身で調整し、脳の下垂体からの指令で働きます。

甲状腺ホルモン

主にT4(サイロキシン)、T3(トリヨードサイロニン)、TSH(甲状腺刺激ホルモン)の3つがあります。T4は不活性形で甲状腺で産生され、体内でT3に変換されて活性化します。TSHは下垂体から分泌され、甲状腺にT4の産生量を指示するメッセンジャーです。

甲状腺疾患

T4・T3・TSHのいずれかが基準値を上回るか下回ると甲状腺疾患と診断されます。T4・T3やTSHが不足すると甲状腺機能低下症(低下甲状腺機能)となり、過剰になると甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)となります。

甲状腺機能検査の種類

血中のT4、T3、TSHを測定する検査が一般的です。まずTSH検査で下垂体からの刺激状態を確認し、異常があればT4(不活性形)とT3(活性形)を個別に測定して原因を絞ります。

検査結果の基準値

TSHの正常範囲は0.5〜2.0 µU/ml、T3は80〜180 ng/dl、T4は4.6〜12 µg/dl とされています。これらの範囲外の数値は甲状腺疾患の可能性を示します。

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