潰瘍の主な症状と原因
長年、潰瘍はストレスや辛い食べ物が原因と考えられてきましたが、実際の多くはヘリコバクター・ピロリ菌による感染が原因です。この菌が胃壁に感染すると、粘膜に穴が開き、潰瘍が形成されます。
痛み
最も一般的な症状は痛みです。胃から喉にかけて痛みが現れ、数分から数時間続くことがあります。夜間や空腹時、体が水平になると痛みが強くなる傾向があります。
制酸剤での緩和がない
制酸剤や酸中和薬で一時的に胃酸は抑えられますが、潰瘍そのものの痛みは解消されません。市販の制酸剤(マロックス、マイランタ、ペプトビスモルなど)で効果が見られない場合は、単なる消化不良以上の問題が疑われます。
体重減少
食欲低下や摂取量の減少により体重が減少することがあります。液体(水、栄養補助飲料、牛乳など)を多く摂る傾向も見られます。
膨満感・げっぷ
潰瘍により胃の活動が過剰になり、ガスが産生されます。その結果、膨満感やげっぷ、腹部の不快感が生じます。
出血
潰瘍からの出血は嘔吐物に血が混じる形で現れることが多いですが、便や尿に血が混じることもあります。血液は胃から腸へと流れ、排泄されます。
