D-マンノース(マンノース糖)とは?効果と研究まとめ

D-マンノース(マンノース糖)は、クランベリーやアロエベラなどの一般的な植物に自然に含まれる糖です。人体はマンノースを代謝できず、血糖値にも影響しませんが、尿路感染症(UTI)の治療において抗生物質に匹敵する効果があるとされています。

治療法

マンノースはカプセルや粉末として摂取すると、代謝されずに直接血流に入り、腎臓で濾過されて膀胱へと届きます。E.コリ(大腸菌)をはじめとする尿路感染の原因菌は、マンノースに結合しやすい性質があると考えられています。尿中に排泄される際に、菌も一緒に洗い流されるため、感染を抑制するとされています。

効果

ホームオパシーや自然療法の支持者は、マンノースを抗生物質の自然代替として評価しています。抗生物質は副作用や耐性菌の問題が指摘される一方で、マンノースは現在のところ報告された副作用がなく、比較的安全に使用できるとされています。ただし、2010年時点では研究が限られている点に留意が必要です。

研究状況

2010年までに実施された小規模な臨床試験は限られていますが、オクラホマ州の泌尿器科医マイケル・ブルー博士の研究では、60名のうち80%が膀胱痛の軽減を報告しました。ただし、対象は「単純・非合併症性」のUTI患者が中心であり、広範な効果を裏付けるには更なる大規模研究が求められています。

使用前に医師と相談することを推奨します。

尿路障害 - 関連記事