水泳と尿路感染症

プールや海、湖で泳いだ後に尿路感染症(UTI)の痛みや不快感を感じたら、水泳が原因かもしれません。細菌が水中で泳ぎながら尿道へ侵入し、膀胱や腎臓まで増殖して感染を引き起こすことが研究で示されています。ここでは、泳ぐ際のリスクと予防・治療のポイントを解説します。

考慮すべき点

プールや海、湖で長時間過ごすと、水中の細菌が水着に付着し、湿った環境で増殖します。特に夏場は水着の素材が湿気を保ちやすく、細菌が尿道へ移動しやすくなります。

症状

  • 排尿時の痛みや灼熱感
  • 頻尿や尿意切迫感
  • 尿の異臭、血尿、膿尿
  • 発熱や全身の倦怠感

予防

泳ぎをやめる必要はありませんが、細菌が好む温かく湿った環境を除くことが重要です。水から上がったらすぐにシャワーで全身を洗い、乾いた水着に着替えましょう。また、十分な水分摂取(特に無糖のクランベリージュース)で尿路を洗い流すと、細菌の繁殖を抑えられます。

治療

UTIの症状が出たら速やかに医療機関を受診してください。尿培養で細菌の増殖が確認されれば、経口抗生物質が処方されます。症状緩和のために尿路痛緩和薬が併用されることもあります。

注意点

プールでの泳ぎがUTIの唯一の原因とは限りません。性行為、妊娠、前立腺疾患、アレルギーや皮膚刺激など、さまざまな要因で発症します。いずれにせよ、感染が腎臓へ広がらないよう早期治療が推奨されます。

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