急性細菌性前立腺炎の主な兆候と症状
突然の発症
症状が急に現れ、インフルエンザに似た全身症状が出ます。発熱や寒気とともに以下の症状がある場合は、できるだけ早く医師の診察を受けてください。
寒気・発熱
感染を示す典型的な症状です。他の泌尿器感染症と区別が必要です。
疼痛
下背部、鼠径部、下腹部の痛みが特徴です。前立腺の腫れにより、陰嚢や陰茎、排尿・射精時にも痛みが生じます。関節や筋肉の痛みを伴うこともあります。
排尿障害
頻尿、排尿時の灼熱感、血尿、尿流の弱さなどが頻繁に見られます。膀胱炎や尿道炎、前立腺肥大(BPH)との鑑別が必要です。
血尿
尿に血が混じることがあります。感染や尿路の損傷、結石、腫瘍、尿路狭窄などが原因となります。ビーツや食用色素、特定の薬剤による色変化も考慮してください。
診察所見
直腸指診で前立腺が肥大・不整であることが確認されます。必要に応じて画像検査や生検でがんの除外を行います。
検査結果
尿検査で白血球や細菌が検出されれば、急性感染性前立腺炎の診断が確定します。尿培養や精液培養で病原菌を特定し、適切な抗生物質と鎮痛剤で治療します。
治療のポイント
診断後は抗生物質による感染除去と、痛みを和らげる鎮痛薬の併用が基本です。症状が改善しない場合や再発が疑われる場合は、追加の検査や治療方針の見直しが必要です。
