尿路感染症におけるグラム陽性菌の概要
グラム陽性菌
グラム陽性菌は、抗生物質の過剰使用により耐性が生じた結果として増殖することがあります。代表的な菌種には腸球菌、B群連鎖球菌、エンテロコッカス・ファエカリス、凝固酵素陰性ブドウ球菌などがあります。
感染源
主な感染源は腸内で、便を介して尿路に移行します。特に女性が後方から前方へ拭く際や、尿布を使用する患者で便が尿路に汚染されるケースが見られます。
尿路感染症
グラム陽性菌による尿路感染症は、医療機関での院内感染(Nosocomial)として発生することが多いです。
リスク要因
再発性尿路感染症の患者、妊婦、男性、長期留置カテーテル使用者において、グラム陽性菌感染が比較的多く見られます。
発生率
全尿路感染症の約1〜2%がグラム陽性菌によるものです。頻度は低いものの、発症した場合は重篤になることがあります。
