尿管結石の治療法

腎臓から膀胱へつながる尿管に結石が移動すると、尿管結石となります。多くの結石は自然に排出されますが、排出できない場合は適切な治療が必要です。

薬物療法

結石の排出を促すために、泌尿器科医はα遮断薬を処方することがあります。α遮断薬は尿管の平滑筋を弛緩させ、結石が自然に通過しやすくします。代表的な薬剤はドキサゾシン(商品名:Cardura)、テラゾシン(Hytrin)、タムスロシン(Flomax)、アルフュゾシン(Uroxatral)です。

治療期間

結石が自然に排出されるまでは、通常4〜6週間かかります。その間、医師は画像検査を数回実施し、結石の位置と動きを確認します。結石が大きすぎて自然排出が困難、または閉塞を起こす場合は、外科的治療が検討されます。

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

ESWLは尿管結石に対する第一選択肢で、侵襲が少ないのが特徴です。体外から衝撃波を当てて結石を細かく砕き、尿とともに排出しやすくします。従来型は水槽に浸した状態で行われましたが、現在はベッドに仰向けで受けるタイプが主流です。柔らかい結石に対して高い効果があり、複数回の施術が必要になることもあります。

尿管鏡下手術(尿管鏡)

レーザー結石破砕術とも呼ばれ、尿道から細長い尿管鏡を挿入し、カメラで結石を確認しながらレーザーで破砕、または小さなバスケットで取り除きます。手術時間は1〜3時間で、入院は不要です。

経皮的腎結石摘出術(PCNL)

PCNLは最も侵襲的な手術で、背部に小さな切開を加え、腎鏡(ネフロスコープ)を挿入して結石を破砕・除去します。大型または硬い結石に適応されます。

注意点

香港医療誌に掲載された Frances Lee 医師の報告によれば、ESWLは女性の未熟卵や卵巣に影響を及ぼす可能性が指摘され、男性では精子の質が最大12週間低下することがあります。治療前にリスクを十分に説明し、必要に応じて代替手段を検討してください。

尿路障害 - 関連記事