慢性自然発症蕁麻疹(CSU)の特徴と他の蕁麻疹との違い
慢性自然発症蕁麻疹(CSU)とは
CSUは、発疹が6週間以上続く慢性の蕁麻疹です。急性蕁麻疹は数日から数週間で自然に消失します。
主な症状
- 突然現れる膨らんだ赤い斑点(蕁麻疹)
- 大きさや形がさまざま
- 強いかゆみ
- 腫れ(浮腫)
- 焼けるような、刺すような感覚
- 呼吸困難
- めまい
- 吐き気
- 嘔吐
原因
正確な原因は不明ですが、自己免疫反応が関与していると考えられています。免疫系が誤って自分の組織を攻撃することで症状が引き起こされます。
リスク要因
- 女性に多く見られる
- 成人での発症が子供より多い
- 家族にCSUの既往がある場合
- 甲状腺疾患や全身性エリテマトーデス(SLE)などの基礎疾患
- ペニシリンやアスピリンなど特定の薬剤
治療法
根治はありませんが、症状緩和のために以下の薬剤が使用されます。
- 抗ヒスタミン薬
- ロイコトリエン受容体拮抗薬
- シクロスポリン
- オマリズマブ
予後
CSUは慢性疾患ですが、適切な治療により多くの患者が通常の生活を送ることができます。
他の蕁麻疹との違い
CSUは以下の点で他の蕁麻疹と異なります。
- 持続期間:6週間以上続くのが特徴です。
- 症状の重さ:呼吸困難、めまい、嘔吐など、急性蕁麻疹より重篤な症状が出ることがあります。
- 原因:多くの場合原因不明で、急性蕁麻疹のように明確なトリガーが特定しにくいです。
- 治療:急性蕁麻疹とは異なる薬剤や長期的な管理が必要です。
