泌尿器科でよく見られる主な疾患とは

泌尿器科は尿路と男性生殖器系を扱う診療科です。以下に、泌尿器科で頻繁に診られる代表的な疾患をまとめました。

1. 尿路感染症(UTI)

細菌が腎臓、尿管、膀胱、尿道のいずれかに感染し、頻尿や排尿時の痛み・灼熱感、尿の濁りや異臭、下腹部の痛みなどの症状が現れます。

2. 腎結石

腎臓内に硬いミネラルや塩分が沈着し、結石が尿路を通過する際に激しい腰や側部の痛み、嘔吐、排尿困難を引き起こします。

3. 前立腺肥大(良性前立腺肥大症、BPH)

前立腺が非癌性に肥大し、尿の流れが妨げられます。排尿開始・停止の困難、尿流の弱さ、頻尿、残尿感が主な症状です。

4. 前立腺がん

前立腺に発生するがんで、男性に多い皮膚がんに次ぐ頻度です。初期は無症状ですが、進行すると排尿障害、背部や骨の痛み、倦怠感が現れます。

5. 膀胱がん

膀胱の細胞にがんができる疾患で、喫煙者や特定の化学物質に曝露した人に多く見られます。血尿、頻尿、排尿時の痛み、下腹部の痛みが典型的です。

6. 慢性腎臓病(CKD)

腎機能が徐々に低下し、血液中の老廃物を十分にろ過できなくなる状態です。疲労感、倦怠感、手足や顔のむくみ、高血圧、喉の渇きや頻尿が見られます。

7. 勃起不全(ED)

性交に必要な十分な勃起が得られない、または維持できない状態です。糖尿病や心血管疾患などの身体的要因や、ストレス・不安といった心理的要因が原因となります。

8. 精巣がん

若年男性に多い精巣から発生するがんです。痛みのないしこりや腫れ、精巣のサイズや質感の変化、下腹部の痛みが症状として現れます。

9. ペイロニー病

陰茎に瘢痕組織が形成され、勃起時に曲がりや変形が起こる疾患です。勃起時の痛み、性交時の困難、陰茎の湾曲が主な症状です。

10. 尿失禁

意図せずに尿が漏れる状態で、骨盤底筋の弱化、神経障害、過活動膀胱などが原因となります。

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