CMV(サイトメガロウイルス)の診断と治療

CMV(サイトメガロウイルス)は、血液、唾液、性的接触を通じて感染し、誰でもかかる可能性があります。症状は一般的な単核球症に似ており、診断が難しいことがあります。免疫が正常な場合、特別な治療薬はほとんどなく、4〜6週間の安静が推奨されます。

診断

CMV感染は、リンパ節腫脹、喉の痛み、首のこり、発疹、発熱などの症状を呈します。医師は脾臓や肝臓の腫大を確認し、血小板数や白血球数の検査を行って診断します。症状が単核球症と類似しているため、疑わしい場合は早めに受診しましょう。

治療

現在、CMVに対する特効薬はありません。ほとんどの患者は4〜6週間の安静で自然に回復します。症状緩和として、鎮痛剤や塩水うがいが推奨されますが、ウイルス自体を除去するものではありません。通常、抗ウイルス薬は処方されません。

例外的な治療

免疫不全や免疫抑制状態にある患者(例:肝疾患、HIV/AIDS、血液癌など)では、CMVが重篤化するリスクが高いため、医師は抗ウイルス薬を処方することがあります。

合併症の可能性

多くの場合は安静で完治しますが、稀に重篤な合併症を起こすことがあります。代表的な合併症は咽頭感染で、他にも大腸炎、肺炎、ギラン・バレー症候群、脾臓破裂などがあります。合併症が生じた場合は、治療方針が大きく変わります。

新ワクチンの開発状況

症状がない妊婦が胎児にCMVを伝播するケースがあります。現在、妊婦を対象としたワクチンの臨床試験が行われており、試験群では約50%の有効性が確認されています。副作用や効果の向上を目指し、研究は継続中です。

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