3日周期で生涯にわたり続くマラリアのタイプは?

プラスモジウム・ファルシパルムとは

3日周期で増殖し、感染が生涯続く可能性があるマラリア原虫は、プラスモジウム・ファルシパルムです。最も一般的で致死率が高く、世界中のマラリア死亡例の大半を占めます。主にアフリカ、アジア、アメリカ大陸の熱帯・亜熱帯地域で見られます。

3日サイクルの概要

感染した蚊が血液中にスポロゾイトを注入すると、まず肝臓へ移動し、そこでシゾントへ成熟します。シゾントが破裂し、メロゾイトが血流に放出されます。メロゾイトは赤血球に侵入し増殖、再びシゾントへと変化します。この一連の過程が約3日で完了し、症状(発熱、悪寒、倦怠感)を引き起こします。

重症マラリア

プラスモジウム・ファルシパルムは重症マラリアを引き起こすことがあり、脳症、呼吸不全、腎不全などの合併症に至ります。迅速な治療が行われない場合、致命的です。治療は主にアルテミシン系併用療法(ACT)などの抗マラリア薬が用いられます。

慢性マラリア

免疫力が低下した子供、妊婦、HIV/AIDS患者などでは、長期間(数か月〜数年)にわたる慢性マラリアになることがあります。主な症状は倦怠感、体重減少、貧血です。治療は抗マラリア薬と支持療法の併用が推奨されます。

ウイルス感染症 - 関連記事