腹部に傷がある犠牲者はどのように配置すべきですか?

腹部に傷がある場合の適切な体位

腹部外傷の犠牲者を扱う際は、安全を最優先にし、症状が悪化しないように安定させることが重要です。以下は臨時の体位の目安です。

1. 仰臥位(背中を下にして平らに寝かせる)

できるだけ体を平らに保ち、腹部の内容物の動きを抑えて二次損傷を防ぎます。

2. 膝を曲げる

膝を軽く曲げ、下に小さな枕や折りたたんだ毛布を置きます。腹筋の緊張が緩み、痛みが和らぎます。

3. 頭部と頸部を支える

枕や毛布で頭と肩を少し持ち上げ、気道確保と呼吸の安定を図ります。

4. 創部の覆い

可能であれば、清潔な滅菌ドレッシングや布で創部を覆い、出血を抑え汚染を防ぎます。

5. バイタルサインの確認

呼吸、脈拍、意識状態を常に観察し、救急隊到着までの間に変化がないか注意します。

これらの体位はあくまで一時的な安定措置です。無理な動きは避け、専門医の診察が受けられるまで慎重に対応してください。

創傷・けが - 関連記事