歯科医が使用するプロ用器具とその役割

歯ブラシや歯磨き粉、フロス、マウスウォッシュといった日常的な口腔ケア用品は毎日の清掃に役立ちますが、半年に一度受ける歯科医院でのクリーニングは、プロの歯科用具による徹底的な処置が行われます。歯科医はさまざまな精密器具を駆使して、家庭ではできない検査・清掃・修復を行います。

口腔ミラー

歯科医が使用する唯一の、歯を直接操作しない器具です。ペンライトと小さな丸い鏡から構成され、光を取り込み、検査者の方へ反射させます。口腔ミラーにより、肉眼や鏡だけでは見えにくい部位を詳細に観察でき、早期の口腔がんや歯周病などの重大な疾患を発見しやすくなります。

歯科プローブとピック

歯科医は手持ちのプローブやピックを使い、亀裂やくぼみ、虫歯の兆候、クラウンやブリッジの問題を検出します。一般的な検査で最もよく使われるのはシックル(斜め)プローブです。その他、歯周ポケットの深さを測る歯周プローブや、虫歯の有無を確認するブリオールプローブなどがあります。

歯抜去用フォーセプス

歯抜去フォーセプスは、調整できないレンチのような精密工具です。歯を抜くために特別に設計され、形状や曲線が異なる多数のタイプが番号で識別されます。各フォーセプスは特定の歯や状況に合わせたアークを持ち、痛みを伴う埋伏歯や問題歯の除去に使用されます。

歯科ドリル

歯科ドリルは歯科治療の象徴的な器具です。回転バリで高速度で回転し、歯の研磨、欠けの修復、虫歯の充填など多様な作業を行います。バリは形状やサイズが豊富で、目的に応じて選択されます。

その他の歯科用具

歯科医は他にも多くの専門器具を使用します。レントゲン装置は口腔ミラーだけでは見えない内部の状態を可視化します。使い捨ての唾液吸引装置は少量の吸引で余分な唾液を除去し、綿ロールや綿球も併用されます。麻酔は注射器と使い捨て針で行い、痛みを最小限に抑えます。最後に、大学ピンセットは小さな異物を口腔内から取り除く際に使用されます。

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