子どもの歯磨き粉に関する事実と安全な使い方

致死量

フッ化物の致死量は体重1kgあたり約5mgとされています。米国では、子ども用フッ素入り歯磨き粉1チューブに、体重約28kg(62ポンド)までの子どもを致死的に中毒させる量のフッ素が含まれています。チューブ全体を飲み込むと危険です。

有害な影響

8歳未満の子どもが過剰に歯磨き粉を使用すると、歯の表面に小さな白斑(フッ素症)や、色素沈着・ざらつきといった重度の変色が起こることがあります。

中毒症状

米国のフッ素アクションネットワークによると、毎年数千件のフッ素中毒が毒物管理センターに報告されています。初期症状は腹痛、吐き気、嘔吐、発熱、過剰な唾液分泌です。稀に心不全に至ることもあります。1994年には3,369件の歯磨き粉中毒が報告され、死亡例は1件でした(米国毒物管理センター協会)。

専門家の見解

米国疾病予防管理センター(CDC)は、虫歯予防のために子どもはフッ素入り歯磨き粉を使用すべきとしています。一方、米国小児科学会は、フッ素歯磨き粉の使用は2〜3歳になるまで控えるよう勧めています。

予防と対策

子ども用歯磨き粉は、豆粒大(米粒大)程度の量を歯ブラシに乗せましょう。また、歯磨き粉は子どもの手の届かない場所に保管し、6歳までの子どもは歯磨き中は必ず大人が見守り、歯磨き粉をしっかり吐き出すよう指導してください。

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