糖尿病の食事制限ポイント

糖尿病は、インスリンがうまく働かず、血中のブドウ糖が細胞に取り込まれにくくなる病気です。その結果、血糖値が上昇し、体の細胞は必要なエネルギーを得られず、全身の臓器に悪影響を及ぼします。薬物療法や適切な食事、運動により血糖値は正常またはほぼ正常な範囲にコントロールできますが、食事では特定の食品を制限または除去することが重要です。

甘いものは控えめに

精製された砂糖や小麦粉、砂糖入り飲料は体内ですぐにブドウ糖に変わります。膵臓への負担が大きく、血糖コントロールが困難になるため、できるだけこれらの食品は避け、摂取する場合でもごく少量にとどめましょう。

揚げ物・高脂肪食品は避ける

揚げ物や脂肪分の多い肉・乳製品は血糖管理に不向きです。代わりにオリーブオイル、キャノーラ油、くるみ油などの一価・多価不飽和脂肪酸を使用し、バターやマーガリン、固形ショートニングは控えましょう。

ジュースより全食品を選ぶ

濃縮果汁や野菜ジュース(にんじん、ビーツなど)は、同量の果物や野菜に比べて糖質が多く、食物繊維も少ないため血糖が急上昇しやすいです。できるだけ果物や野菜はそのまま食べ、ジュースは控えめにしましょう。

全粒穀物を選ぶ

白い小麦粉で作られたパンやパスタ、菓子は消化が早く血糖が急上昇します。全粒粉や玄米、全粒パスタなど、消化が緩やかな食品を選び、血糖の上昇を緩やかに保ちましょう。

塩分は控える

高血圧は糖尿病の合併症の一つです。食事に塩を加えるのをやめ、酢やレモン汁、胡椒、ハーブなどで風味を加えると、塩分摂取を減らせます。

隠れた砂糖と塩に注意

缶詰食品は塩分や砂糖が多く含まれることがあります。購入時は「無添加塩」や「果汁入り(追加砂糖なし)」と表示された商品を選び、頻繁に摂取しないようにしましょう。

糖尿病の食事 - 関連記事