糖尿病患者向け低炭水化物食事プラン
糖尿病と診断された場合、医師は低炭水化物食を勧めることがあります。その理由は、白パンやパスタなどの精製炭水化物は消化が速く血糖が急上昇しやすく、余ったグルコースが脂肪に変わり体重増加やインスリン抵抗性を悪化させるためです。
カロリー摂取
糖尿病管理の鍵は適正体重の維持です。そのためには、まず自分に必要なカロリー量を把握しましょう。一般的な目安は、活動レベルによって異なります。
- 座りがちな130ポンド(約59kg)の女性は約1,500kcal、非常に活動的な同じ体重の女性は約2,000kcalが目安です。
- 座りがちな180ポンド(約82kg)の男性は約2,500kcal、非常に活動的な同じ体重の男性は約3,500kcalが目安です。
身長や理想体重が上記と異なる場合は、適宜調整してください。また、1日の炭水化物はできるだけ低く抑え、理想は125g未満です。具体的なカロリー・炭水化物の目標は、担当医や管理栄養士と相談して決めましょう。
1日の食事構成(目安の回数)
1,500〜1,600kcal、炭水化物125g以下の食事を基準に、次のように分けて摂取するとバランスが取りやすくなります。
- たんぱく質:10食分(うち1食はナッツ)
- 野菜:5食分
- 乳製品:1/2食分
- 果物:2食分
- 炭水化物源(主食):4食分
- 脂質:6食分
カロリーが多めに必要な場合は、たんぱく質や脂質、野菜を増やし、炭水化物は追加しないように心がけましょう。制限食だけでは不足しがちな栄養素があるため、医師や栄養士の指導のもと、ビタミン・ミネラルサプリを検討してください。
1食分の目安(サービングサイズ)
- たんぱく質:肉・チーズ・ナッツは各1オンス(約28g)を1食分とします。
- 野菜:生野菜は1/2カップ、野菜ジュースは3/4カップ、葉物野菜は1カップを1食分とします。
- 乳製品:無脂肪牛乳や無糖ヨーグルトは1カップ、脂肪分や甘味がある場合は約1/2カップが目安です。
- 果物:中小サイズの果実1個、イチゴは1カップ、缶詰果物は1/2カップ、乾燥果物は1/4カップを1食分とします。
- 炭水化物源(主食):全粒粉パン1枚、ベーグルやマフィンは1/2個、シリアル・パスタ・米・豆・コーン・ジャガイモは1/2カップを1食分とします。
- 脂質:調理用油やマヨネーズは小さじ1/2、オイル&ビネガードレッシングは大さじ1、オリーブは5個、アボカドは1/8個が目安です(アボカドには炭水化物も含まれます)。
