珪藻土の特徴と安全性:健康効果は未確認
概要
珪藻土(ダイアトマス土)は、微細藻類である珪藻(ダイアトム)の化石化した骨格からなる、白色または淡い灰色の細かい粒子で、多孔質の堆積岩です。
用途
主に食品・飲料の濾過剤として使用されますが、断熱材、ペット用トイレ砂、各種製品の充填材、研磨剤としても利用されています。
安全性
国際化学安全プログラム(IPCS)は、吸入や皮膚・眼への接触で刺激や炎症を起こす可能性があると警告しています。長期曝露は線維化を招く恐れがあり、結晶シリカを含む場合は発がん性が懸念されます。
FDAの承認
米国食品医薬品局(FDA)は、食品製造における濾過助剤として「一般に安全と認められる(GRAS)」としていますが、他の用途や「フードグレード」の表示はこの範囲に限られます。
科学的根拠
現在、珪藻土の健康効果を裏付ける科学的研究は存在しません。ネブラスカ大学のリスク・ラスビー教授は、昆虫駆除には有効でも、動物の腸内寄生虫に対する効果は報告されていないと述べています。
