クロレラについて

歴史

クロレラは、オランダのM.W.ベイヤーニック博士が1890年に発見しました。第二次世界大戦後の日本では食糧不足が深刻化し、タミヤ博博士が大量培養法を研究し、徳川生物研究所を設立しました。

がん研究

1982年に北里研究所で行われた研究では、クロレラ・ピューレノイディサから新しい酸性多糖が単離され、抗腫瘍・抗ウイルス活性とインターフェロン誘導作用が確認されました。しかし、米国がん協会は現在のところクロレラががん治療に有効であると認めていません。

栄養価

クロレラはクロロフィルに加え、ビタミンB12、たんぱく質、β-カロテン、鉄、ビタミンC、19種の必須アミノ酸を豊富に含みます。NASAは1971年の研究で、宇宙飛行士の食料としての可能性を評価し、地上でも有用な食料資源と位置付けました。

酸素供給に関する研究

1960年代の「Capsule Climates」論文で、米海軍放射防護研究所のアルバート・ベーンケ船長は、潜水艦や宇宙船における酸素不足解消の手段としてクロレラの利用を提案しました。NASAのクラーウス研究でも、クロレラが二酸化炭素を吸収し酸素を放出することで、長期宇宙滞在に適した生物的酸素供給源となり得ると述べられています。

使用上の注意

クロレラは健康食品店で入手可能ですが、血液を薄める薬(抗凝固薬)を服用中の方はビタミンK含有量が影響するため、医師に相談してください。妊娠中・授乳中の使用についても安全性が確認されていません。アンドリュー・ワイル博士は「アレルギーがなければ害は少ないが、長期使用の効果は科学的に証明されていない」と指摘しています。

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