がん予防に効果的なビタミン

フリーラジカルから細胞を守り、がんのリスクを低減するビタミンは多数存在します。放射線や農薬などの環境ストレスは免疫系に負担をかけ、健康を脅かします。推奨される1日の摂取量(RDI)を満たす抗酸化ビタミンを摂取すれば、免疫機能がサポートされ、さまざまながんの発症リスクを減らすことができます。

ビタミンC

1987年にAmerican Journal of Clinical Nutritionに掲載された25年にわたる研究では、800人以上の男性を対象に、1日あたり83 mgのビタミンCを摂取した群は、63 mg摂取群に比べて肺がん罹患率が64%減少したことが報告されています。ビタミンCのRDIは男性90 mg、女性70 mg(19歳以上)ですが、喫煙者などは1日あたり35 mg余分に摂取することががん予防に有効とされています。

ビタミンE

男性が1日50 mgのビタミンEを補給すると、前立腺がんの発症リスクが低減することが示されています。1998年にJournal of the National Cancer Instituteに掲載された研究では、喫煙者のうちビタミンEを50 mg摂取した男性は、摂取しなかった男性に比べて前立腺がんが34%減少しました。ビタミンEのRDIは男女共に15 mg(14歳以上)です。

葉酸(フォリック酸)

大腸がんや子宮頸がん、脳腫瘍、肺がん、食道がん、膵臓がん、乳がんなどのリスク低減に葉酸の十分な摂取が重要です。1999年のJournal of the American Medical Associationの研究では、1日600 µgの葉酸を摂取し、アルコールを1杯飲む女性は、300 µg摂取群と比べて乳がんリスクが約50%低いことが分かりました。葉酸のRDIは男女共に400 µg(19歳以上)です。

セレン

セレン欠乏は稀ですが、クローン病などの消化器疾患を持つ人はリスクが高くなります。1998年のBritish Journal of Urologyの研究では、男性が1日400 µgのセレンを補給した場合、プラセボ群に比べて前立腺がんの発生率が約63%低下しました。セレンのRDIは男女共に55 µg(19歳以上)です。

注意事項

  • 本情報は医療専門家の診断・治療の代替ではなく、参考情報として提供しています。
  • ビタミンは過剰摂取しないでください。ラベルの指示に従い適切な量を守りましょう。
  • 妊娠中・授乳中の方は、サプリメントを使用する前に必ず医師に相談してください。

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