適切なDHEA摂取量とは
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は副腎で自然に生成されるステロイドで、テストステロンやエストロゲンの前駆体です。忙しい生活や食生活の乱れで副腎機能が低下し、DHEAが不足しがちです。適切な摂取量は個人差が大きく、医師の判断が必要です。
DHEAとDHEA‑Sの違い
DHEA‑SはDHEAの硫酸エステル形で、体内では主にDHEAが肝臓や腸でDHEA‑Sに変換されます。血中濃度はDHEA‑Sで測定されることが一般的で、時間帯による変動が少ない点がメリットです。
血中レベルの測定
ハーブ製剤やサプリメントの専門家であるレイ・サヘリアン医師によると、診療前にDHEA‑S濃度を測定する医師もいます。濃度が低い場合、5〜50 mgの範囲で5〜10 mgずつ増量し、若年者相当のレベルになるまで調整します。30日間投与しても変化が見られなければ中止します。
DHEAは肝臓で代謝されるため、錠剤で摂取した場合に血中に届く量は不確実です。舌下投与が吸収率を高めるというエビデンスは十分ではなく、腸でも代謝が起こります。
推奨摂取量
多くの医師は段階的増量(ティトレーション)を推奨しています。初回は5 mgから始め、効果が出るか血中レベルが上昇するまで少しずつ増やします。処方箋がない場合、市販は10、25、50 mgの製品が一般的です。
アンチエイジング目的の使用
一般的には上限を50 mgとする医師が多いですが、抗加齢効果を期待して200 mgまで増量するという意見もあります。DHEA専門家は、40代以降で血中レベルのチェックを始めることを勧めています。
DHEAとがんリスクへの注意点
DHEAはエストロゲンやテストステロンの前駆体です。乳がんや前立腺がんなど、ホルモン依存性がんのリスクを把握するため、定期的な検査が重要です。
