ペルメトリンの特徴と効果的な使用法

ペルメトリンは寄生虫や卵を殺す薬剤で、シラミや疥癬(かいせん)の治療に用いられます。高い駆除効果がありますが、全ての寄生虫が死んだことを確認するために、初回使用から約1週間後に再度処置を行うことが推奨されます。強力な化学成分を含むため、必ず医師の指示に従って使用してください。

識別(シラミと疥癬の違い)

  • シラミは成虫や卵(ニット)が肉眼で確認でき、頭皮のかゆみや毛髪に付着したニットが見られます。
  • 疥癬はミミズダニが皮膚に潜むため肉眼では見えませんが、激しいかゆみと赤い発疹が特徴です。
  • 単に洗髪や入浴だけでは駆除できません。医師はペルメトリンを含む外用薬を処方します。

使用方法

シラミ用(ローション)

  • シャンプー後、タオルで水分を拭き取り、頭皮・首・耳の後ろにローションを塗布します。
  • 10分間放置した後、十分に洗い流します。
  • 必要に応じて、爪の下や指の間にもブラシで塗布すると効果的です。

疥癬用(クリーム)

  • 入浴後に全身をタオルで軽く拭き、首から足先まで薄くクリームを塗ります。
  • 8〜14時間そのまま放置し、洗い流すまでが推奨時間です。
  • 切り傷がある場合は、ゴム手袋を着用して手を保護しましょう。

副作用

  • 軽度の発赤、かゆみ、刺すような感覚、やけど様の刺激感、発疹、腫れが起こることがあります。
  • 症状が強い場合やアレルギー反応(呼吸困難、じんま疹、顔や口腔の腫れなど)が現れたら、直ちに医師に相談してください。

注意点・フォローアップ

  • 使用後はニットコームで髪を細かく櫛し、成虫や卵を除去します。
  • 床の掃除や寝具・衣類・タオルは熱湯で洗濯し、残存するシラミを除去します。
  • ペルメトリンやキク科植物(菊)にアレルギーがある人は使用を避けてください。
  • 妊娠中は原則使用しませんが、授乳中は赤ちゃんへの影響が報告されているため、医師と相談の上で使用を決定してください。
  • 2か月未満の乳児への使用は禁忌です。必ず医師の指示を仰ぎましょう。

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