子どもの副鼻腔手術について
副鼻腔は頭蓋骨内にある空気の腔で、粘液が鼻腔へ排出される役割を担っています。刺激や炎症で粘液の排出が妨げられると、鼻詰まりや疼痛が続き、症状が改善しない場合は手術が唯一の選択肢になることがあります。
手術が必要となる原因
- 慢性副鼻腔炎が長期間治らない場合
- 1 年間に急性副鼻腔炎を6 回以上繰り返す場合
手術の効果
- 副鼻腔の排出経路を開放し、正常な機能を回復させます。
手術の手順
- 内視鏡(小型のチューブ)を鼻腔に挿入し、狭くなった通路を拡げます。
- この操作で副鼻腔内の粘液を排出し、再発感染を予防します。
主な合併症
- 重篤な合併症は稀ですが、脳脊髄液漏出や(非常にまれに)視神経損傷による失明のリスクがあります。
留意点・考慮事項
- 子どもの副鼻腔は成人に比べて小さく、手術は高度な技術を要します。
