子どもの股関節骨折について
概要
股関節骨折は、股関節の骨が部分的または完全に折れる状態です。米国ボストン小児病院によると、年間約10万人の子どもにつき1人程度の頻度で発生します。
タイプ
子どもに起こり得る股関節骨折は大きく3種類に分かれます。坐骨(いすくつ)、恥骨(ちこつ)、腸骨(ちょうこつ)のいずれかが損傷します。
症状
股関節骨折の子どもは、激しい痛み、腫れ、動きの制限を訴えます。場合によってはしびれや腫脹が伴うこともあります。
原因
主な原因は交通事故や自転車事故などの外傷です。衝撃が強い事故で股関節に負荷がかかると骨折しやすくなります。
診断
まずレントゲン撮影で骨折の有無を確認します。痛みが強いにもかかわらずレントゲンで異常が見つからない場合は、骨シンチグラフィーやCTで詳細に評価します。
治療
軽度の骨折はギプスや装具で固定し、安静を保ちます。重度の場合は外科的固定や手術が必要です。リハビリテーションで機能回復を目指します。
