子どもの中耳炎(耳感染症)の概要と対策

概要

米国では、子どもが3歳になるまでに少なくとも一度は中耳炎(急性中耳炎)と診断されます。これは風邪に次いで最も一般的な小児疾患です。中耳炎は耳の中の液体がたまり、痛みや発熱を引き起こしますが、適切な治療で簡単に回復します。

症状

発熱やイライラ、耳を引っ張る・かくといった行動は中耳炎のサインです。年長の子どもは耳の痛みを訴え、年少の子どもは耳たぶを引っ張ったり耳をかいたりします。多くの場合、耳の症状は風邪の後に現れますので、風邪をひいた際は耳の痛みや発熱に注意し、必要なら医師の診察を受けましょう。

診断

医師はまず問診と視診を行い、耳鏡(オトスコープ)で鼓膜の状態を確認します。鼓膜に液体や赤みがあるか、鼓膜の動きが正常かをチェックし、中耳炎の有無を判断します。

治療

治療方針は感染の種類・重症度・既往歴・症状の経過などを総合的に判断して決めます。細菌性の場合は抗生物質が処方されますが、軽度の場合は自然に治ることもあります。再発や重症例では、ユースタキア管の排液を助けるために鼓膜チューブ(チューブ挿入手術)を提案されることもあります。

予防

予防策としては、母乳育児が6か月以上続くと中耳炎のリスクが低減します。ミルクを与える際は赤ん坊をやや傾斜させて飲ませ、耳への液体たまりを防ぎます。また、受動喫煙を避け、手洗いを徹底して風邪の感染を防ぐことも重要です。

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