小児への筋肉内注射手順
必要な物品
- アルコール綿(またはアルコールと綿球)
- 1ccまたは3ccのシリンジ
- 適切なゲージの針(2歳以下の子どもには1インチの針が推奨)
- 絆創膏
- 投与薬
- 乾いたガーゼまたはティッシュ
投与薬の準備
- 薬剤を室温に戻す(15〜30分)。手を十分に洗い、薬剤ラベルで名称と投与量を確認する。
- 薬瓶のキャップを外し、上部をアルコールで拭き、乾かす。
- 針をシリンジに装着し、キャップを外したまま針先に触れないように注意する。
- 投与量と同量の空気をシリンジに吸い込む。
- 針を薬瓶の上部に刺し、空気を注入して瓶内圧を上げる。その後、瓶を逆さにし、プランジャーをゆっくり引いて正確な投与量をシリンジに吸い上げる。
- 気泡が残っている場合は、シリンジを軽く叩いて気泡を上部に集め、プランジャーで押し出す。再度投与量を確認し、針を瓶から外してキャップを戻す。
注射の実施
- 再度手を洗い、注射部位を決める。2歳以下の幼児は大腿外側上部、学童期以降は上腕三頭筋部位が一般的。臀部への注射はNIHが推奨していない。
- 注射部位をアルコール綿でしっかりと拭き、乾燥させる。
- 親指と人差し指で筋肉を軽く挟み、シリンジを鉛筆のように持ち、90度の角度で針を皮膚に素早く刺す。
- プランジャーを少し引いて血液が出ていないか確認する。血が出た場合は針とシリンジ、薬剤を破棄し、最初からやり直す。
- 血が出なければ、プランジャーをゆっくり押し込み、5秒数えて薬剤を筋肉内に注入する。その後針を抜き、乾いたガーゼで軽く圧迫し止血させる。
- 絆創膏で部位を保護し、子どもに「よくできたね」と声を掛けて安心させる。
