子どもの便の色の変化と対処法
便の色は子どもの健康状態を示す重要なサインです。通常は茶色が標準ですが、食事や薬、時には病気が原因で色が変わります。色の変化を見つけたら、まずは食生活を振り返り、必要に応じて小児科医に相談しましょう。
黄白色の便
牛乳を大量に飲むと便が黄みがかった白色になることがあります。また、胃腸薬のビスマス系(例:ペプトビスモル)も色を変えることがあります。便が臭く脂っこい場合は、グルテン不耐症(セリアック病)の可能性があります。
緑色の便
緑色の食べ物や食用色素、ほうれん草などの緑葉野菜を摂取すると、便が緑色になることがあります。鉄分が排泄されることでも緑色になることがあります。液状で下痢が伴う場合は注意が必要です。
黒色の便
ブラックリコリス、ブルーベリー、ぶどうジュースなどを食べたときに黒い便が出ることがありますが、これは通常は問題ありません。一方、胃や十二指腸の出血(潰瘍など)が原因の場合もあるため、黒色の便が続くときは医師に相談してください。ビスマス系薬剤や鉄剤も黒くなる原因です。
赤色の便
食用の赤色着色料やビーツ、クランベリーなどの赤い食材で便が赤くなることがあります。便に赤い血痕が混ざる場合は、下部消化管からの出血が疑われます。肛門裂傷や便秘による硬い便が原因になることが多いです。少量の血は子どもでは見られることがありますが、頻繁に出る場合は医師の診察が必要です。
注意が必要なとき
子どもが体調不良を示す、便の色変化に明確な原因が見当たらない、または心配な場合は小児科医に連絡しましょう。便のサンプルを持参すると、アレルギーや感染症、消化器系の問題、出血の有無を検査してくれます。採取時は手袋をはめ、トイレにプラスチックラップを薄く敷き、便を密封できるビニール袋に入れて持参してください。
