子どもの回虫感染と対策

回虫(ピンワーム)は子どもに最も多く見られる寄生虫感染です。主な症状は肛門周辺のかゆみで、掻くことで他の家族へ感染が広がります。早期に診断し、適切な治療と予防を行いましょう。

感染経路

雌虫は肛門周辺に卵を産みます。かゆみが生じ、子どもが掻くと卵が爪の下に付着します。卵は玩具、衣類、寝具などに付着し、他の子どもに移ります。また、空中に舞い上がった卵を吸い込むことや、同じ浴槽で入浴することでも感染します。

診断方法

便や朝の下着に細い糸状の虫が見えることがあります。疑わしい場合は「テープテスト」を行い、肛門周辺にテープを貼って虫や卵を確認します。医師は爪の下の卵を拭き取って顕微鏡検査することもあります。

治療法

かゆみが強いときは局所用ヒドロコルチゾンで緩和できます。医師は抗寄生虫薬(メベンダゾールなど)を処方し、2回に分けて投与します。2回目は初回から2週間後に行います。

予防策

  • 爪を短く切り、清潔に保つ。
  • かゆみを掻かないよう指導する。
  • 毎日下着を替え、洗濯する。
  • 入浴時は浴槽の汚染を防ぐため、こまめにシャワーで流す。
  • 衣類やぬいぐるみ、寝具は定期的に洗濯・乾燥させる。

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