子どもの1型糖尿病の症状と早期発見

子どもが1型糖尿病(旧称:若年性糖尿病)かもしれないと感じると、親としては非常に不安になります。しかし、症状を正しく認識すれば、命に関わる重篤化(糖尿病性ケトアシドーシス、DKA)になる前に早期に対処できます。症状が急速に現れた場合は、DKAの発症を防ぐためにすぐに小児科または救急外来へ連れて行くことが必須です。1型糖尿病は米国で約400人に1人の子どもがかかる病気です。

症状一覧

  • 過度の渇きと頻尿

    血中に過剰なブドウ糖が残り、組織から水分が引き出されるため、子どもは常に喉が渇きます。その結果、止まらないほど水を飲み、尿量も大幅に増えます。

  • 異常な食欲

    インスリンが不足すると、筋肉や臓器へブドウ糖が届かず、エネルギー不足が生じます。体は空腹感を強く訴え、満腹感が得られません。

  • 体重減少

    食べてもエネルギーが供給されないため、脂肪が急速に消費され、目に見えるほど体重が減少します。

  • 疲労感・イライラ

    エネルギー不足が続くと、常に疲れやすく、イライラしやすくなります。目の下にクマができ、眠気が取れないこともあります。

  • 視力のぼやけ

    血糖値が250 mg/dL以上に上昇すると、眼の組織から水分が奪われ、視界がぼやけます。

  • その他の症状

    以下のような症状も見られることがあります。
    ・速い呼吸(呼吸困難)
    ・乾燥・かゆみのある皮膚
    ・頭痛
    ・足・脚・手などのしびれや灼熱感
    ・血圧上昇
    ・吐き気・嘔吐

これらのサインに気付いたら、すぐに医療機関を受診し、血糖検査や必要な治療を受けることが重要です。

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