小児における低血糖の原因・症状・治療法
低血糖は血糖値が危険なほど低下する状態で、全身の細胞がエネルギーを得られなくなります。小児の低血糖は早期に対処しないと重篤な合併症を招くため、適切な治療が必要です。
血糖値の基準
小児の血糖値は、安定した体の機能を保つために 70〜150 mg/dL の範囲にあることが望ましいとされています。
原因
- 過剰インスリン症(インスリンが過剰に分泌される)
先天的にインスリン過剰がみられる場合や、生涯にわたって続くことがあります。
- 糖尿病の合併症
小児糖尿病患者では、インスリン投与や食事管理の不備により低血糖が起こりやすくなります。
症状
- めまい、ふるえ、空腹感、発汗、顔色の蒼白、イライラ、混乱、口周りのしびれなど。
合併症
低血糖が長時間続くと、痙攣や脳障害を引き起こす恐れがあります。
治療法
- 糖尿病がある場合
血糖値の頻繁なモニタリングと、症状が出た際の速やかな糖分摂取(例:ジュースやブドウ糖タブレット)が基本です。
- 糖尿病がない場合
1日数回の少量食、間食の頻度を増やす、過剰な炭水化物の摂取を控える、定期的な運動を行うなどの生活指導が有効です。
