子どもの胃痛の対処法
子どもの軽い胃痛は、適切な家庭療法で自然に治ることが多いです。しかし、原因を正しく把握し、最適な対処を行うことが大切です。ストレスや消化不良だけでなく、重大な疾患の可能性もあるため、注意が必要です。
胃腸炎(胃腸風邪)の対処法
胃腸炎は子どもの胃痛の主な原因のひとつです。発熱、嘔吐、下痢を伴う場合は胃腸炎の可能性があります。抗生物質は効果がないことが多いですが、脱水症状を防ぐために十分な水分を与えましょう。症状が悪化するようなら、小児科医に相談してください。
便秘の対処法
便秘は2〜3日に1回しか排便しないことが原因で、腹痛を引き起こすことがあります。ストレスや脱水、新しい食材の導入が原因になることがあります。子どもが定期的に運動し、十分な水分を摂り、プルーンやアンズ、エンドウ豆など柔らかい便を促す食品を取り入れましょう。また、朝のトイレ時間を最低10分確保し、リラックスできる環境を整えてください。
食物不耐症の対処法
特定の食べ物や飲み物が消化しにくく、胃痛を引き起こすことがあります。代表的なのは乳糖不耐症で、下痢や腹部膨満感、ガスが症状です。医師の指導のもと、数日間乳製品を除去し、再導入して症状の変化を確認するとよいでしょう。辛い食べ物や油っこい食べ物、腐敗した食品も注意が必要です。胃痛が出たときは、食べたものを記録しておきましょう。
ストレスによる胃痛の対処法
子どもはストレスで「神経性胃痛」を起こすことがあります。学校や友人関係、ペットの死など、心配事を話し合う時間を持ちましょう。抱きしめたり、キスやハグで安心感を与えることも効果的です。
虫垂炎の症状
虫垂炎は盲腸の炎症で、放置すると破裂し腹腔内に感染が広がります。主な症状は以下の通りです:
・右下腹部の激しい痛み
・発熱
・嘔吐
・腹部の膨満感や圧痛
症状が疑われる場合は速やかに小児科医に連絡し、必要なら救急外来へ受診してください。浣腸や下剤の使用は虫垂の破裂を招く恐れがあるため、避けてください。
