幼児の言語遅れは自閉症のサインになるか?
言語遅れだけで子どもが自閉症と診断されるわけではありませんが、幼児期の自閉症の最も目立つ症状の一つです。完全に言葉が出ない必要はなく、話すことはできても、典型的でない話し方やコミュニケーションの問題が見られることがあります。
発語のマイルストーン
- 12〜17か月の間に、2〜3語程度を話し始め、簡単な言葉を真似しようとすることが目安です。
喃語(バブリング)
- 6〜11か月の間に喃語が見られない場合、言語遅れのサインであり、自閉症が関与している可能性があります。
ジェスチャー
- 言語遅れがある自閉症の幼児は、言葉だけでなく、手振りや指差しなどのコミュニケーション手段をほとんど使わないことが多いです。
エコラリア(反復言語)
- テレビやラジオのフレーズ、会話全体をそのまま繰り返すことがあります。場合によっては、状況に合った言葉を使うこともあります。
会話参加
- たとえ話すことができても、会話に参加できなければ言語遅れとみなされます。自閉症の幼児は、興味の範囲が狭く、注意持続が短いため、会話が続きにくいことがあります。
字義通りの言語理解
- 文字通りの意味しか理解できないことが多く、比喩や指示の裏の意味を捉えられません。例として「足元を見る」と言われても、足そのものを見てしまい、進む方向を見るという意味は理解できません。
