子どものアレルギーと風邪の見分け方と対処法
子どもが風邪かアレルギーか判別するのは難しいですが、基本的な症状を知っておけば、適切な対処ができ、不要な受診を防げます。
アレルギーの症状
- 春・晩夏・秋に多く見られ、透明な鼻水が出ます。
- 喉はかゆみやヒリヒリ感がありますが、強い痛みはありません。
- 目が赤くなり、かゆみと涙が出ます。
- くしゃみが続くことがあります。
- 夜になると咳が出やすく、咳は長期間続くことがあります。
風邪の症状
- 主に冬に流行し、2週間ほど続くことがあります。
- 発熱がある場合は風邪の可能性が高いです。
- 鼻水は白・黄・緑の粘液が出ます。
- 喉が痛く、痛みが強いことがあります。
- 首や顎のリンパ節が腫れることがあります。
- 疲れやすく、活力が低下します。
- くしゃみは不規則に出ます。
- 咳は夜に悪化しますが、アレルギーほど長くは続きません。
- 咳の発作で痰を吐くことがあります。
幼児は手洗いなどの個人衛生が不十分で、鼻や耳の通り道が狭く粘液で詰まりやすいため、風邪にかかりやすいです。
アレルギーの治療法
- 市販の抗ヒスタミン薬やアレルギー薬で対処します。
- 症状が重い場合は小児科医が処方薬を出すか、アレルギー専門医の受診を勧めます。
- 重症例ではアレルギー注射(免疫療法)が検討されます。
風邪の治療法
- 市販の風邪・咳止め薬を使用します。
- イブプロフェンやアセトアミノフェンで熱や体の痛みを緩和します。
- 症状が5~7日経っても改善しない場合は小児科医に相談し、耳・副鼻腔・胸部感染を防ぐために処方薬(強力去痰剤や抗生物質)を使用することがあります。
予防と対策
- アレルギーは発症原因となる環境・人・動物から子どもを遠ざけます。
- 風邪はこまめな手洗いでウイルスの拡散を防ぎ、感染者との接触をできるだけ減らします。
その他の注意点
- 2歳未満の子どもは風邪である可能性が高く、アレルギーは通常2歳以降に現れます。
- アレルギーは感染性がなく、アレルゲンに触れると急速に症状が出ます。
- 風邪は非常に感染性が高く、直接・間接的な接触で広がります。
