子どもの背中の痛みの原因を特定する方法
背中の痛みは成人でよく見られますが、近年は子どもも背中の痛みで診察を受けるケースが増えています。脊椎の側弯症などの構造的問題や、腎臓疾患など脊椎と直接関係のない病気、スポーツや外傷による損傷が原因となります。原因を正しく特定すれば、適切な治療を早期に開始できます。
背中の痛みの原因を調べる手順
- 小児整形外科専門医を受診する
専門医が身体検査で脊椎の配列や姿勢を確認し、構造的異常や神経損傷の有無を評価します。また、詳細な問診により既往歴や生活習慣も把握します。
- 症状を整理する
背中の痛みだけでなく、姿勢の変化や首・肩の痛みがあるか確認します。痛みの性質(燃えるような痛み、刺すような痛み)や発症時期、痛みの増減を子どもに具体的に聞き取りましょう。
- 重篤な疾患を除外する
腫瘍や感染症など稀な重篤疾患が原因となることがあります。発熱、歩行困難、脚のしびれ、排尿・排便障害などの症状がある場合は緊急に医師へ相談してください。
- 必要な検査を受けさせる
レントゲンや骨シンチグラフィ、必要に応じてCTやMRIで詳細な画像診断を行います。血液検査で感染症や炎症の有無を調べることもあります。検査前に子どもに内容を説明し、不安を和らげましょう。
- リュックサックの重さをチェックする
過度に重いリュックは姿勢を崩し、肩が丸まったり首に痛みが出たりします。子どもがリュックを背負って歩く様子を観察し、適正重量(体重の10%以下)を守るよう指導しましょう。
