親が知っておくべき4つの幼児期の病気
子どもの健康を守るために、よくある幼児期の病気を知っておくことは大切です。以下の4つは、特に親が把握しておきたい代表的な疾患です。
1. 水痘(帯状疱疹ウイルス)
- 原因:帯状疱疹ウイルス(Varicella‑zoster)による感染。
- 主な症状:かゆみを伴う赤い水ぶくれ、発熱、食欲不振、頭痛。顔・頭皮・四肢など全身に現れることがあります。
- 対処法:解熱剤や抗ヒスタミン薬で症状を緩和し、十分な水分補給を行う。かゆみで掻かないよう注意し、二次感染を防ぎます。予防接種で予防可能です。
2. 麻疹(はしか)
- 原因:非常に感染力の強いウイルス。
- 主な症状:高熱、咳、鼻水、結膜炎、口内に白い斑点(コプリック斑)。顔から始まる赤い平坦な発疹が全身に広がります。
- 対処法:解熱剤・水分補給・安静などの対症療法。予防接種で予防できます。
3. 流行性耳下腺炎(おたふく風邪)
- 原因:唾液腺を侵すウイルス。
- 主な症状:頬が膨らむほどの唾液腺腫脹、発熱、頭痛、筋肉痛、食事や飲み物を飲む際の痛み。
- 対処法:鎮痛剤で痛みを和らげ、柔らかい食事と十分な水分を取らせます。予防接種で予防可能です。
4. 百日咳(百日せき)
- 原因:ボルデテラ・ペルツシス菌による感染。
- 主な症状:激しい咳が続き、呼吸が途切れ「フー」と息を吸う音(咳嗽音)が出る。鼻づまり・鼻水・発熱、食欲不振や体重減少も見られます。
- 対処法:抗生物質で菌を除去し、必要に応じて酸素吸入などの支持療法を行います。予防接種で予防できます。
予防対策
上記の疾患は、定期接種が最も有効です。推奨される予防接種スケジュールに従い、子どもの予防接種が最新であることを確認しましょう。異常な症状が見られた場合は、速やかに医療機関で診断・治療を受けてください。
