子供の白癬(リングワーム)の診断・治療・予防ガイド

リングワームは実は皮膚の真菌感染症です。子どもでは頭皮、腹部、背中にできやすく、足や股間にできると「水虫」や「股部真菌症」と呼ばれます。円形で鱗状、赤くかゆい斑点が特徴で、非常に感染しやすく診断も比較的容易です。以下では、子どものリングワームを見つける方法、治療法、予防策をご紹介します。

リングワームの診断方法

  1. リング状の発疹を確認する:小さな鱗状の斑点から始まり、治癒が進むと中心が健康な皮膚で囲まれたブルズアイ状になります。
  2. 頭皮のかゆい部位を観察する:膿疱様の小さな潰瘍ができ、感染が進むとその部分の毛が抜け落ちます。
  3. 紫外線ライトで照射する:リングワームは紫外線下で蛍光を示すことがあります。
  4. 医師の診察と培養検査を受ける:湿疹や乾癬、紅斑乾皮症などと見分けるため、正確な診断が必要です。
  5. ペットの有無を確認する:犬や猫も感染源になるため、家族内でリングワームが疑われる場合はペットのチェックも行いましょう。

リングワームの治療法

  1. 医師に診断を確定してもらい、治療を開始する。
  2. 頭皮や爪の感染がある場合は、経口抗真菌薬の投与が必要か医師と相談する。
  3. 頭皮以外の皮膚には、抗真菌クリームを塗布する。
  4. 頭皮にはセレニウム硫化物配合のシャンプーで洗髪する。
  5. βカロテンを多く含むニンジンなどの食品を摂取し、皮膚や爪の健康を保つ。

リングワームの予防策

  1. 感染者や感染したペットとの直接接触を避け、タオルや衣類、スポーツ用品は共有しない。使用後は抗真菌石鹸で洗濯する。
  2. 入浴後は皮膚を十分に乾かし、乾燥させてからゆったりした服を着る。ロッカールームなど湿度の高い場所では、タオルで拭いた後にヘアドライヤーで乾燥させてもよい。
  3. 足の水虫がある場合は、まず靴下を履いてから他の衣類を着用し、真菌が体全体に広がるのを防ぐ。

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