子どもの体温測定方法とは
発熱は子どもにとっては心配ですが、健康な子どもでは重篤な疾患を示すことはまれです。正確に体温を測り、記録することで、医師に報告する際に有用です。主な測定部位は耳、口腔、直腸、腋窩です。測定に使用した方法も必ず伝えましょう。
耳で測る(鼓膜温度)
鼓膜温度計は赤外線で耳の鼓膜が放つ熱を測定します。耳をやや後方に引き、測定部位を耳道に軽く入れます。小児に適しており、協力が少なくて済みますが、機器が高価で、時に誤差が出ることがあります。
口腔で測る(舌下温度)
舌下温度計は子どもの舌の下に入れ、口を閉じた状態で2〜3分測定します。協力できる年長児に適しています。測定前30分は熱い飲み物や冷たい飲み物を与えないようにしてください。
直腸で測る(肛門温度)
最も正確なのは直腸温度です。特に3歳未満の子どもでは医師が推奨します。測定前に体温計と肛門に凡油(ペトロラタム)を塗り、子どもを仰向けにして1インチ(約2.5cm)程度挿入し、2〜3分測ります。
腋窩で測る(腋下温度)
腋下温度は最も精度が低いですが、協力が得られない子どもに有効です。測定部位を乾かし、体温計の先端を腋の下に置き、腕を体側に密着させて約5分間測定します。
