篩状板(クリブリフォームプレート)とは?
篩状板(クリブリフォームプレート)は、鼻腔上部に位置するエチモイド骨の薄い骨板です。多数の小孔(孔)を持ち、嗅覚神経(嗅神経)がここを通って大脳へと伸びます。
特徴
骨は軟骨から発生しますが、篩状板自体は骨組織で構成されています。平らな板状の形状で、中心部に三角形の突起(クリスタ・ガリ)があり、前方に向かって伸びています。
位置
エチモイド骨の前部にあり、鼻腔の屋根と前頭葉の基底部を分ける境界を形成します。クリスタ・ガリはこの板の上部にある滑らかな三角形の突起で、頭蓋骨の正中線上に位置します。
機能
主な役割は嗅覚神経の通路を提供し、嗅球を支えることです。また、頭蓋底の構造的安定性を保ち、脳と鼻腔を隔てるバリアとして機能します。
病態
篩状板が損傷すると、脳脊髄液が鼻腔へ漏れ出す(脳脊髄液漏)ことがあります。これは頭蓋底の硬膜が破れることにより起こり、嗅覚障害や頭痛を伴うことがあります。
