現実指向カレンダーの作り方
概要
従来のカレンダーは一定期間しか使用できませんが、永続カレンダーは日・月・数字の組み合わせで無期限に日付を示します。大きな文字で作成すれば、介護者が患者やグループに現在の日付や曜日を示す補助具として活用でき、認知機能が低下した際の現実感の維持に役立ちます。患者の視力、興味、部屋のインテリアに合わせてカスタマイズすれば、子どもへの季節や日付の学習にも応用できます。
必要なもの
- ワードプロセッサまたはデスクトップパブリッシングソフトウェア
- 厚手の紙またはカード紙
- パソコン用プリンター
- 磁石シート、フェルトボタン、またはフランネル素材(取り付け用)
- はさみまたはカッターナイフ
作成手順
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取り付け場所の選定
カレンダーを掛ける背景面を決めます。金属製のドアやポスターボードなど大きな面を選べば、文字を大きくでき、視認性が向上します。A4サイズの厚紙に作る場合は、文字を小さめに設定してください。
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レイアウトの設定
ソフトにグリッド線がある場合は表示させ、配置とサイズ調整を容易にします。テキストボックスを作成し、カレンダー全体のサイズに合わせて配置します。必要なテキストボックスは、月12個、曜日7個、ラベル2個、年用中サイズ5〜10個、日付用小サイズ13個の計約37個です。
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枠線の追加
「テキストボックスの書式設定」から枠線の太さと色を設定し、印刷後に切り離しやすいように間隔を確保します。全体で4〜8ページに分割して印刷することが一般的です。
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内容の入力
大きなテキストボックスには以下のラベルを入力します。
- 「Today is:」
- 「The date is:」
- 曜日:Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday
- 月:January, February, March, April, May, June, July, August, September, October, November, December
小さなテキストボックスには日付の数字を配置します。1と2は2箱ずつ、0,3,4,5,6,7,8,9は各1箱ずつ用意すれば、1〜31日のすべてに対応できます。
中サイズのテキストボックスには現在の年から順に年号を入力します。
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印刷とカット
厚紙に印刷し、テキストボックスごとに切り離します。裏面に磁石シート、フェルトボタン、またはフランネルテープなど、取り付け方法に合わせた接着具を貼り付けます。
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設置と運用
金属ドア、家電、壁に貼ったポスターなど、見やすい場所に配置します。毎日、正しい日付と曜日のパーツを差し替えて使用します。
まとめ
この永続カレンダーは、認知症患者の現実感を支えるだけでなく、子どもたちの時間概念の学習ツールとしても有効です。視認性とカスタマイズ性を重視して作成すれば、長期間にわたって活用できます。
