MELDスコアとChild‑Pughスコアとは?
MELDスコア
MELD(Model for End‑Stage Liver Disease)スコアは、肝不全の重症度を数値化する指標です。以下の3つの血液検査値を用いて算出します。
- 血清ビリルビン
- 血清クレアチニン
- 国際標準化比(INR)
スコアは6点から40点までの範囲で、数値が高いほど死亡リスクが高いことを示します。
Child‑Pughスコア
Child‑Pughスコアは、肝硬変の進行度を評価するための臨床指標です。5つの項目で点数化します。
- 血清ビリルビン
- 血清アルブミン
- プロトロンビン時間(またはINR)
- 肝性脳症の有無
- 腹水の有無
合計点は5点から15点で、点数が高いほど死亡リスクが増大します。
主な違いと臨床での活用
MELDスコアは主に血液検査値のみで算出され、短期的な死亡リスク予測に優れています。そのため、肝移植待機リストでの優先順位付けに利用されます。
一方、Child‑Pughスコアは臨床所見も含めた総合評価で、長期的な予後や肝疾患による合併症リスクの評価に適しています。
