腸における子宮内膜症の症状とは

子宮内膜症は、子宮内膜細胞が子宮の外側に異常に増殖する疾患です。本来は子宮内に存在し、月経時に剥がれ落ちますが、子宮外に増殖すると卵巣や卵管、子宮外膜、腸の表面などに付着します。米国では100万人以上の女性が罹患しており、子宮全摘出術の主要因の一つです。また、不妊治療を受ける女性の20〜50%が子宮内膜症と診断されています。腸に症状が現れることが多いものの、医師が見落としたり過敏性腸症候群や痙攣性大腸と誤診するケースも少なくありません。

痛みを伴う排便や排尿

腸そのものに内膜細胞が増えるのではなく、腸に近い組織に付着したインプラントが刺激を引き起こすため、排便や排尿時に痛みが生じます。この痛みは月経前後に特に強くなる傾向があります。

下痢と腸の痙攣

月経期にインプラントや子宮から放出されるプロスタグランジンは、平滑筋を収縮させます。その結果、子宮だけでなく腸も痙攣し、下痢や激しい腹部痙攣が起こります。

便秘と直腸出血

深部にあるインプラントが腸の機能を阻害し、便秘を引き起こすことがあります。また、大腸に付着したインプラントは、排泄時に粘膜を刺激し直腸出血を生じさせます。出血は月経前後に頻繁に見られ、排便時の痛みとも関連します。

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