メディケイド(Medicaid)妊産婦向け給付のメリット

メディケイド妊産婦給付の概要

グループ保険の対象外で、申請時の年間所得が基準以下の妊婦は、妊娠期間中から産後約6週間までメディケイドを利用できます。承認後、一部の州では指定プランへの加入が求められますが、月額保険料は無料です。医療上必要と認められた処置は基本的に自己負担なしで受けられます。

完全な妊産婦ケア

メディケイドを妊娠期間中に利用できる最大のメリットは、妊娠中の定期検診、出産、産後約6週間までのケアが全額無料になることです。多くの州では自己負担は一切ありませんが、州によっては少額のコペイが必要な場合もあります。受診はメディケイドを受け入れる医師であればどこでも可能で、診療の質は他の患者と同等です。

医師は必要な受診回数を決定し、医療上必要と判断されたすべての診療がカバーされます。一般的なスケジュールは、妊娠前半・中期は6週ごとに1回、後期は3週ごとに1回です。カバーされる主な検査は以下の通りです。

  • 胎児の心拍確認、母体の体重・血糖測定
  • 血液型、性病、貧血、妊娠糖尿病、B群溶血性連鎖球菌(GBS)検査
  • 臓器の形成を確認する標準的な超音波検査

なお、3D・4D超音波や助産師によるケアは対象外です。助産師を利用したい場合は、医師が指示した検査はメディケイドで支払われます。

受診継続へのインセンティブ

州によっては、妊婦が定期的に受診することに対してインセンティブを提供しています。例として、ジョージア州のAmerigroup Medicaidでは、各妊娠期ごとに20ドルのギフトカードが送付されます。医師が署名した書類を州に提出すれば、郵送費は無料でカードが届きます。なお、受診キャンセルに対して罰則は設けられていません。

緊急処置・帝王切開

メディケイドは、自然分娩だけでなく、医師が必要と判断した帝王切開や緊急処置も全額カバーします。エピデュラル麻酔、点滴抗生物質、オキシトシンなど、分娩時に使用される薬剤も対象です。

不妊手術(卵管結紮)

出産後に今後の妊娠を望まない場合、医師の同意書があれば卵管結紮手術の費用もメディケイドが負担します。

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