月経周期が止まる原因とは?

月経周期が停止または中断される原因は多数あり、深刻さもさまざまです。1 年間に 3 回以上月経が無い場合は、早めに医療機関で相談することが推奨されます。月経が無い状態は「無月経(amenorrhea)」と呼ばれ、以下のように分類されます。

  • 一次性無月経:16 歳までに月経が始まらない場合。
  • 二次性無月経:既に月経があった女性で、3〜6 カ月以上月経が無い状態。
  • 不規則月経(oligomenorrhea):年に 6〜8 回未満と、周期が不規則または稀な場合。

下垂体性無月経(視床下部性無月経)

  • 視床下部がゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)の分泌を抑えることで起こります。低体重、摂食障害、極端な体脂肪率の低下、カロリー不足が主な原因です。

ホルモンバランスの乱れ

  • 月経は GnRH、エストロゲン、プロゲステロンなど複数のホルモンが関与しています。これらの濃度が正常範囲から外れると、月経不順や無月経が起こります。甲状腺機能の異常も影響します。

過度な運動

  • 激しい運動を繰り返すと、消費カロリーが摂取カロリーを上回り、エネルギー不足になることで月経が止まります。脂肪とカロリーの摂取量を増やすことが最も簡単な対策です。

妊娠

  • 妊娠中はほとんどの女性が月経を経験しません。妊娠の可能性がある場合は、妊娠検査で確認してください。

更年期

  • 50 歳以上の女性で最も一般的な月経停止の原因です。40〜50 歳の女性でも早発更年期が起こることがあります。20〜40 歳で起こる更年期様症状は「早発更年期」または「卵巣機能不全」と呼ばれます。

その他の原因

  • 下垂体腺腫(プロラクチン過剰分泌)や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による不規則月経、男性ホルモンの過剰、卵管閉塞などの解剖学的問題も無月経の原因となります。放置すると長期的な不妊につながることがあります。

対策・受診のすすめ

  • 月経が不規則、稀、または完全に止まった場合は、医師の診察を受けることが重要です。診察では詳細な既往歴や家族歴が聞かれ、必要に応じて検査や治療が行われます。恥ずかしがらずに相談しましょう。

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