女性が髪を抜けやすい理由とは
髪の抜け毛は、頭部の毛が自然に抜けて新しい毛に置き換わるプロセスです。男女ともに起こりますが、女性はさまざまな要因が重なることで抜け毛が目立ちやすくなります。長期間にわたり抜け毛が続き、髪の再生が見られない場合は、専門医に相談しましょう。
髪のライフサイクル
女性の髪は約2〜3年の成長期と、約3〜4か月の休止期を繰り返します。成長期にある毛は全体の約90%を占め、残りの約10%は休止期にあります。休止期が終わると毛は抜け落ち、再び新しい毛が生えてきます。
食生活の偏り
野菜や果物中心で赤身肉やタンパク質が不足しがちな食事は、鉄分や亜鉛、必須アミノ酸のL-リジン、ビタミンB6・B12などの不足を招き、髪の健康を損ないます。その結果、抜け毛が増えることがあります。
ホルモンバランスの乱れ
甲状腺機能の亢進や低下などホルモン異常は抜け毛を引き起こします。産後は出産後約3か月でホルモンが元に戻り、抜け毛が顕著になることがあります。適切な薬物治療でホルモンバランスを整えると抜け毛は改善します。
手術・病気・薬剤の影響
大手術や重篤な疾患の後、3〜4か月で一時的に抜け毛が増えることがあります。これは主にストレスが原因です。また、血液サラサラ薬、降圧薬、経口避妊薬、抗うつ薬、過剰なビタミンAなどの薬剤も抜け毛を引き起こすことがあります。薬の中止で改善するケースが多いです。
ヘアスタイルや施術
熱オイルトリートメントやパーマは毛根を膨張させ、抜け毛を招くことがあります。きついヘアゴムやロールで髪を引っ張ると、毛根が傷つき、瘢痕性脱毛につながります。過度なスタイリングは永久的な抜け毛リスクもあるため注意が必要です。
抜け毛の原因は多岐にわたりますが、生活習慣の見直しや適切な医療介入で改善できることが多いです。気になる場合は早めに専門医に相談しましょう。
