PMDD(月経前不快気分障害)の治療薬と投与法
PMDD(月経前不快気分障害)は、月経前に極度の抑うつやイライラ感を引き起こす疾患です。通常の月経前症候群(PMS)より重症で、抗うつ薬の投与が必要になることがあります。
症状
- 倦怠感、抑うつ感、絶望感、焦燥感
- 不安、パニック発作、気分の変動、食欲異常(過食や欲求)
- 日常活動への無関心、膨満感、頭痛、睡眠障害、筋肉痛
主な薬剤
- 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が第一選択です。代表的な薬剤はフルオキセチン(プロザック)、セルトラリン(ゾロフト)、パロキセチン(パキシル)、シタロプラム(セレクサ)です。
投与方法
- 月経サイクルの後半に間欠的に服用するか、全周期にわたって毎日服用します。後半に用量を増やす方法もあります。
副作用
- 吐き気、下痢、頭痛、口渇、性機能障害、眠気、体重増加、発疹などが報告されています。稀に自殺念慮が増加することがあります。
その他の薬剤
- 不安が強い場合はベンゾジアゼピン系(例:アルプラゾラム、ジアゼパム)を併用することがあります。疼痛緩和薬や利尿薬は身体的症状の緩和に役立ちます。
