子宮頸がんの警告サインと対策
子宮頸がんは女性に多く見られるがんで、30歳以上の女性に特に多く発症します。早期発見には医師の指示に従った定期的なパップテストが最も効果的です。さらに、HPVワクチン接種や生活習慣の改善でリスクを低減できます。
タイプ
扁平上皮癌(スクワモス細胞癌)は子宮頸部の表層細胞から発生し、全体の80〜90%を占めます。
腺癌は子宮頸部上部の腺細胞から発生し、比較的稀です。どちらのタイプもヒトパピローマウイルス(HPV)が関与していることがほとんどです。
リスク要因
免疫力が低下しているとHPV感染が持続しやすく、子宮頸がんのリスクが高まります。11〜12歳でのHPVワクチン(ガーダシル)接種は予防に有効で、13〜26歳でも未接種の場合は推奨されます。
性行為の開始が早い、性的パートナーが多い、他の性感染症に罹患しているとHPVに感染しやすく、結果として子宮頸がんのリスクが上昇します。
警告サイン
初期段階では症状が現れませんが、がんが進行すると以下の症状が現れることがあります。
- 性交後や月経間、閉経後の不正出血
- 悪臭を伴う血性の膣分泌物
- 性交時またはそれ以外の骨盤痛
これらのサインを感じたら速やかに医師へ相談してください。
診断
医師はまず子宮頸部を視診し、異常があれば細胞サンプルを採取して検査(パップテスト)を行います。必要に応じて円錐切除(コーンバイオプシー)で組織を深く採取し、がんの有無を確定します。がんが確認された場合、MRIやCTなどの画像検査で転移の有無を調べます。
治療
非浸潤性がんの場合は、レーザー手術や凍結療法(クライオサージェリー)で異常細胞を除去します。浸潤性がんでは、子宮全摘術(子宮摘出)や放射線治療、化学療法が選択肢となります。
