避妊はあなたの気分に影響しますか?

重要性

  • 米国国立医学図書館によれば、バリア法(コンドームやダイヤフラム)は女性の気分に影響しないとされています。2003年のハーバード大学の「Mood and Cycles」調査では、658人の女性のうち16.3%がピル使用開始後にネガティブな気分変動を報告し、12.3%はむしろ気分が改善したと回答しました。大多数は変化を感じなかったと答えています。

種類

  • コンドームやダイヤフラムなどのバリア法はホルモン法に比べ効果が低く、使いにくい面がありますが、気分やリビドーへの影響がないため、ホルモンに敏感な女性に推奨されます。一方、ピル、パッチ、リング、IUDなどのホルモン避妊は、包装に気分変動などの副作用警告が付いています。ドクター・ドニカ・ムーアは、プロゲステロン成分が強いピルはうつ症状を悪化させる可能性があると指摘しています。

影響

  • ピルと気分・リビドーへの影響に関する逸話は多数あります。2005年にパル・S・デイビッドが編集した『Hormonal Contraception Update』では、気分変動やイライラがホルモン避妊を中止する主な理由の一つとされ、調査対象の5%がこの理由で使用を止めたと報告されています。ハーバードの調査結果が示すように、影響の有無は個人差が大きく、一概に統計的に有意とは言い難いです。

考慮すべき点

  • ハーバードの調査は、既往歴にうつ病がある女性はピル使用時にネガティブな気分変動やうつ症状が起きやすいことを示しました。ただし、うつ病歴がある女性の約25%だけがこの症状を報告しているため、医師は依然としてホルモン避妊を選択肢として提示しています。思春期にPMSや強い月経痛を経験した女性は、ピルが気分改善や症状緩和に役立つと感じることが多いです。

注意点

  • ほとんどの女性はホルモン避妊で深刻な気分変動を経験しませんが、気分の乱れやうつ症状が現れた場合は速やかに医師に相談してください。うつ病や気分障害の既往がある場合は、ホルモン避妊を始める前に必ず医師に伝えましょう。ピル使用中に気分が悪化したり抑うつ感が強くなったと感じたら、すぐに受診することが重要です。

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