坐骨神経に関わる子宮内膜症の症状

子宮内膜症は、子宮の内膜組織が子宮外の部位に付着・増殖する疾患です。付着した組織は月経周期に合わせて出血し、周囲の臓器や神経を刺激して激しい痛みを引き起こします。

子宮内膜症のメカニズム

内膜組織が異常部位に移植されても、通常の月経と同様に出血します。その結果、局所的な圧迫と炎症が起こり、痛みが増強します。

坐骨神経内膜症とは

内膜組織が坐骨神経に付着すると、坐骨神経炎(坐骨神経痛)に似た症状が現れます。坐骨神経痛は椎間板ヘルニアが原因ですが、子宮内膜症でも同様の症状が出ることがあります。

主な症状

骨盤痛

坐骨神経内膜症の最も一般的な症状は骨盤痛です。内膜組織の出血により圧力が高まり、持続的な痛みが生じます。

脚の痛み

坐骨神経は脚全体に走行しているため、内膜症が神経を刺激すると脚部に疼痛やしびれが現れます。

股関節の痛みと可動制限

内膜組織が股関節や周囲の靭帯に付着すると、関節炎症や拘縮が起こり、痛みとともに歩行時の跛行や可動域の制限が見られます。

治療法

症状が重度の場合は、神経付近の内膜組織を外科的に除去する手術が選択肢となります。手術が難しい場合や軽度の場合は、ホルモン療法や鎮痛薬による薬物治療が行われます。

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