パラガードIUDの痛みと副作用の実態

パラガードは、医師または看護師が子宮内に挿入する、プラスチックと銅でできた避妊用の子宮内避妊器具(IUD)です。主な副作用は月経量の増加や間月出血ですが、痛みを伴う様々な症状や重篤な合併症も報告されています。

特徴

長さ約2.5cmのT字型で、柔らかいプラスチックに細い銅線が巻かれています。底部には細いコードが付いており、毎月コードの有無を確認してIUDが脱落していないかチェックできます。使用期間は最大10年です。

作用機序

銅イオンが精子を殺傷し受精を防ぎ、受精が起きた場合は受精卵の子宮内膜への着床を阻害します。メイヨークリニックによると、効果は99.2%~99.4%で、1,000人が1年間使用した場合でも約6〜8人が妊娠します。

挿入時の副作用

挿入直後に痙攣様の腹痛や鈍い痛みを感じることがあります。痛みの程度は軽度から中等度までさまざまで、短時間で収まることが多いです。また、めまいや失神を経験する女性もいます。挿入時に細菌が子宮内に入り込むことで、数週間以内に骨盤炎症を起こすことがあるため、医師は予防的に抗生物質を処方することがあります。

一般的な副作用

パラガード使用者の多くが月経量の増加や月経痛の悪化を訴えます。臨床試験では、使用開始後1年目に痛みや出血が原因で中止する割合が最も高く、全体の約12%が出血や痛みで使用をやめました。腰痛や性交時の痛みを感じる女性も少なくありません。

重篤な副作用

稀ではありますが、骨盤炎症性疾患(PID)や卵巣・卵管に嚢胞ができるリスクがあります。また、子宮外妊娠(主に卵管妊娠)が起こると、破裂や大量出血を伴い、生命に危険が及ぶことがあります。

妊娠時のリスク

パラガード装着中に妊娠した場合、流産の確率は約50%と高くなります。IUDを装着したままの流産は、腹部や骨盤の激しい痛み、悪臭のある分泌物、出血、発熱などの感染症状を伴い、場合によっては生命を脅かすことがあります。

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