閉経の兆候と主な症状

閉経とは

閉経は、女性が月経が止まり、妊娠できなくなる時期です。メイヨークリニックによると、月経が1年間続かない場合に閉経とみなされます。平均的な閉経年齢は約51歳です。閉経前の期間を「周閉経期(ペリメノポーズ)」と呼び、最大で約8年間続くことがあります。卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンの産生が減少することで、月経が停止します。

主な症状

ホットフラッシュ

メイヨークリニックの調査では、閉経女性の約75%が一度はホットフラッシュを経験します。顔や上半身が急に熱くなり、赤面や発汗を伴います。心拍数の増加、倦怠感、めまいが起こることもあります。持続時間は数分から30分程度で、頻度や時間は個人差があります。体温調節を司る視床下部の機能低下が原因と考えられます。

睡眠障害

周閉経期や閉経期の女性は、入眠困難や中途覚醒を経験しやすく、夜間の発汗やホットフラッシュで目が覚めることがあります。睡眠不足は日中のイライラや気分変動を招くことがあります。

膣の乾燥

閉経が近づくと膣の潤いが減少し、かゆみや灼熱感、性交時の痛みを伴うことがあります。頻尿や尿意切迫感が増すこともあります。市販の水性潤滑剤(例:KYジェリー)やシリコンベースの潤滑剤で対処できます。

感情的な症状

気分の変動、不安、うつ、イライラが現れることがあります。ホルモンの変動や睡眠不足が主な要因です。多くの場合は自然に改善しますが、日常生活に支障が出る場合は医師に相談し、必要に応じて薬物療法を検討します。

その他の症状

月経周期の不規則化(周期が長くなったり短くなったり、出血量が変化)や、腹部肥満、胸のハリの低下、髪の薄毛、倦怠感、集中力低下、頭痛、めまい、胃腸の不調、アレルギー悪化、顔の毛が増えるなど、さまざまな身体的変化が報告されています。

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